事業承継に頭を抱えているならM&Aに任せよう

士気の低下を防ぐには

ビジネス

十分な準備が必要

m&aには手っ取り早く事業を拡張できること、シナジー効果を見込めることなど、数多くのメリットがあります。その一方で、従業員の士気を低下させる可能性があることは、デメリットのひとつです。特に買収される側の従業員は、m&aによる経営方針の変更や、合併後の待遇に対して不安を覚えるのが普通です。優秀な従業員がm&aを機会に辞職したり、やる気をなくしてしまったりするケースがしばしば見られます。本来のシナジー効果を発揮させるためには、いかに士気の低下を防止するかが大きなポイントになります。異なる企業文化を急に押しつけられれば、たいていの従業員は反発を覚えるものです。こうした事態を避けるため、まずm&a実行前に、統合後の制度設計を念入りに行うことが大切です。転籍する従業員には、m&a後のポジションや仕事内容について、十分に納得してもらう必要があるでしょう。無論すべて従来どおりというわけにはいきませんが、できるだけ情報を公開し丁寧に説明して、摩擦を抑えるように努めます。統合後の待遇を保証することも、士気の低下を防ぐために必要です。大企業が中小企業を買収する場合には、さほどの問題にはなりませんが、自社よりも大きな企業の一部門を買収するような場合は、よほど福利厚生に気を配らねばなりません。可能な限り同レベルのプランを用意すること、従業員ひとりひとりの不安感を徹底的に解消することが対策のひとつになります。